みなさんこんにちは。
熊本県玉名市で女性歯科医師も在籍している歯科医院、坂口おとなこども歯科です。
歯を補う治療方法には、インプラント、ブリッジ、入れ歯があります。それぞれ特徴が異なる治療方法で あるため、どれを選べばよいか分からない方も多いかもしれません。
本記事では、インプラントとブリッジの違いについて詳しくお話しします。
■ブリッジとはどのような治療方法?
ブリッジとは失った歯を補う治療方法の一つです。歯を失った箇所の両隣の歯を土台として、橋(ブリッ ジ)のように連結された人工歯を固定します。土台となる歯は 2 本必要になるので、一番奥の歯を失っ たときにはこの治療方法は適応できません。
■ブリッジのメリット・デメリット
ブリッジの最大のメリットは、比較的短期間で治療が完了し、固定された人工歯である程度噛めるよう になることです。また、使用する素材によっては保険適用できるので費用が抑えられます。しかし、土台 となる健康な歯を削る必要があること、人工歯の下にプラークが溜まりやすく、歯周病やむし歯のリス クが高まることはデメリットといえるでしょう。
■インプラントとブリッジの違い
インプラントとブリッジの大きな違いは、治療方法と治療効果の継続期間にあります。インプラントは 周囲の歯に負担をかけずに、自然な見た目と噛む力を再現できます。一方、ブリッジは健康な歯を削る必 要があるため、長期的に見ると歯への負担が大きくなる傾向にあります。
また、インプラントは適切にメンテナンスが行われていれば 10 年以上良い状態を維持できるのに対し、 保険診療で作製したブリッジの一般的な寿命は 7~8 年といわれています。
■最後に インプラントとブリッジのどちらを選ぶかは、患者様のお口の中の状態やライフスタイル、ご予算によ って異なります。当院では患者様お一人おひとりのニーズに合わせた最適な治療方法をご提案しており ますので、お気軽にご相談ください。