インプラント治療には1本ずつ独立した治療だけでなく、顎骨に埋め込まれたインプラントや残っている自分の歯 を土台にして支える入れ歯もあります。

本記事では、インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリットを詳しく解説します。

■インプラントオーバーデンチャーのメリット

①安定性と快適さ

インプラントによって固定されるため、入れ歯が動かないため快適です。食事中や会話中に入れ歯がズレる心 配がありません。

②自然な見た目と美しさ

インプラントオーバーデンチャーは見た目が自然で、美しい笑顔を維持できます。ほとんど本物の歯と見分けが つきません。

③咀嚼能力の向上

しっかりと固定されているため、硬い食べ物でも問題なく噛むことができます。これにより、食事を楽しむことがで きます。

④骨の健康維持

インプラントが顎骨に埋め込まれることで、骨が刺激され、骨の減少を防ぐ効果があります。これにより、顎骨の 健康が保たれます。

⑤発音の改善

インプラントオーバーデンチャーは安定しているため、発音が明瞭になります。特に、SやFなどの音を発音する 際の問題が軽減されます。

■インプラントオーバーデンチャーのデメリット

①初期費用の高さ

インプラントオーバーデンチャーは、インプラント自体の費用や手術費用がかかるため、初期費用が高くなりま す。

②手術に伴うリスク

インプラント手術には感染や出血、インプラントの拒絶反応などのリスクがあります。しかし、適切なケアと経験 豊富な歯科医師によってリスクは最小限に抑えられます。

③治療期間の長さ

インプラントが骨に定着するまでの期間が数ヶ月かかることがあります。その間、仮の入れ歯を使用することに なります。

④メンテナンスの必要性

インプラントオーバーデンチャーは、通常の入れ歯よりもメンテナンスが重要です。定期的な歯科検診と専門的 なクリーニングが必要です。

⑤制限および向かないケースもある

全身の健康状態が良好でないとインプラント手術ができない場合があります。また、自分の歯が多く残っている 場合には向きません。

■最後に

インプラントオーバーデンチャーは、自分の歯がほとんど残っていない人におすすめの治療方法です。当院では インプラント治療に関する無料相談を行っております。インプラント治療はもちろん、インプラントオーバーデン チャーも行っておりますのでぜひ一度ご相談ください。